バルセロナ指揮官キケ・セティエンにとって、チャンピオンズリーグ（CL）優勝は最大の夢となっているようだ。
1月にエルネスト・バルベルデが解任となり、その後任としてバルセロナを率いることになったセティエン。同監督はカタルーニャの地方紙『L'Esportiu』を通じて「私の墓にはバルセロナで“CLを制した”と刻んでほしい」と語っている。
「もし私がCLでバルセロナと戦う相手チームだったとしたら、このチームはいつだって警戒すべき相手。好調ではない時期もあるかもしれない。それでも、バルセロナは常にバルセロナだ」
「実際のところ、CL優勝が可能な地力を備えているのは6～7チームだと思う。そのうち1チームだけが勝者となる。もちろん我々はその可能性のあるチームだ。そのタイトルを獲得することができたら、私が入るお墓には“CLを制した”という一文をぜひ刻んでほしいね」
ルイス・スアレスが負傷離脱したにも関わらず、今冬の移籍市場で代案の確保をしなかった点については「選手が少なくなっていることは事実だ。だがカンテラのサポートもあるし、選手たちは準備ができている。競争力は万全ではないかもしれないが、これからチームの状況は良くなるはずだ。ウスマン（デンベレ）だって復帰が近づいているしね。彼と今後新たなサインをするプランだってある。きっと彼らがチームの支えになってくれるはずだ」と発言。負傷離脱中のデンベレ、下部組織の人材がカギになると強調している。
バルセロナは今冬の移籍市場でカルレス・ペレス、ジャン・クレール・トディボなど、若手を複数レンタルで放出した。だが1月時点で加入した新戦力はほぼおらず、バシャクシェヒルからアルダ・トゥランがレンタルバックとなった程度。L・スアレスの代案確保も見送る運びとなったが、指揮官は現有戦力＆下部組織のやりくりで乗り切れると見据えているようだ。
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February 02, 2020 at 11:20AM
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