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新入社員時代、怒られるのは「私」ではなく「私の行動」だと気づいた日【FRaU】(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

誰にでもある「新人時代」

株式会社mog(ママ、お仕事がんばって!)というドストレートなネーミングの会社を立ち上げた稲田明恵さん。15年勤務した大手人材サービス会社から独立し、女性の就労をサポートする独自のサービスを始めている。今まで多くの女性たちにヒアリングし、その迷いや悩みも目の当たりにしてきた。それらのことを「MOA(ママお仕事あるある)漫画&コラム」でお届けする連載の第11回。

【マンガを読む】新入社員時代毎日泣いていたけれど……

今回のテーマは「新人」。新入社員のみならず、新しい部署、新しい職場、新しいプロジェクト。誰もが季節の変わり目で新しいことに挑むことは多いだろう。そこで稲田さんに自身の新人時代も踏まえて新人時代を上手に乗り切るコツを教えていただこう。

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まだ寒い日が続いていますが、散歩をしていたら沈丁花の良い香りが漂ってきました。春はもうすぐ。いつもはわくわくするこの季節ですが、今年は新型コロナの影響で街がひっそりしています。卒業式や入学式などの式典が軒並み中止になっているニュースを見ると、流行を防ぐためとはいえ、成長の節目を心待ちにしていた学生やその親御さんは心底残念だろうなぁと胸が痛みます。

特にいま不安を感じているのは、この春社会に飛び出す新入社員のみなさんではないでしょうか。入社式の延期・中止だけでなく、新型コロナの影響で景気の減速もささやかれる状況を見るにつけ、「この先入社したらなにが待ち構えているのだろう」と不安に押しつぶされそうになっている人もいるかもしれません。そんな不安をかかえる方々への応援の気持ちを込めて漫画も描きました。私は今年で社会人16年目に突入します。まだまだ若造ですがこれまでの経験を振り返って、自身の新入社員時代に身をもって知ったことを綴りたいと思います。

仕事は農業。「あくびの法則」を忘れないで

働きだすと成果が求められます。給料は成果に対する報酬なので、成果を出すための目標が設定されます(座っていれば給料がもらえるという仕事もアルバイトならあるかもしれませんが)。目標が与えられると、まるでよーいドンで走り出した競走馬のような気持になるに違いありません。同期の中にはラッキーパンチで大型受注する人、先輩から可愛がられて仕事を手取り足取り教えてもらえる人も。そんなうまくやっているアイツと比べて自分は……と落ち込むこともあるでしょう。でも焦らなくて大丈夫。仕事で大切なのは、「成果の継続性と再現性」なのです。事業を成長させるために、成果は一度出せばOKというものではなく、着実に積み重ねていくことが求められます。

一番大切なことは「考えた上で」種をまき続けることだと思っています。考えて行動したことは、結果としてうまくいかなくても改善して次の結果につながっていきます。ここで言う「種」というのはひたすら営業のテレアポをしまくる、というようなことだけではなく(最初の頃は考えても知らないことばかりなので、量が質を凌駕する、というのは本当です。とりあえず行動することから課題が見えてきます)。学び続けることや、いろいろな人に会いに行くのも種まきです。オフィスではメールがぽんぽん行きかい、あたかもすぐ成果につながるような錯覚を覚えますが、どんな仕事も農業と一緒で、種をまいてから芽が出るまでは時間がかかるのです。芽がでて稲穂が実るまではもっと時間がかかります。

「焦らず腐らずビビらず」。同期と比べてなかなか成果がだせずに落ち込んでいた私に上司が教えてくれた、この「あくびの法則」が今も私を支えています。

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March 08, 2020 at 05:32AM
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