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前年比5倍も売れたクリームソーダは何が違う?(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 企業や店舗が会員制交流サイト(SNS)を駆使した集客に知恵を絞る中、奈良県と岡山県に店舗を持つカフェが「いいね」の数に応じてクリームソーダの盛りつけを変えたところ、売り上げが前年比5倍と爆発的に伸び、一躍看板商品となった。シロップと炭酸水を注いだグラスにバニラアイスをのせ、チェリーを添えたどこにでもあるクリームソーダだが、わずかな“改良”が来店客を引きつけた。(前原彩希)

【写真でみる】新旧2種類のクリームソーダ

 「クリームソーダの盛り付けを変えただけで前年比500%って話。」

 昨年9月、ツイッターでこうつぶやいたのは、奈良県橿原市今井町でカフェ「うのまち珈琲店」を経営する小田墾(つとむ)代表(34)。投稿には、新旧2種類のクリームソーダの写真も添えられている。

 ソーダ水を注いだグラスにバニラアイスを浮かべ、チェリーを添えたのが以前の盛りつけ。今の商品はグラスの縁にアイスをトッピング。青いシロップと透明の炭酸水が、2層の境界付近でグラデーションになっている。グラスもドリンク用からパフェ用に変えてスマートな感じになり、使っている素材は同じでも見た目の印象はずいぶん違う。

 「うのまち珈琲店」は平成29年4月、岡山県玉野市に1号店がオープン。30年12月、歴史的な街並みが残る橿原市今井町に開店した奈良店が2号店になる。

 奈良店のオープンに合わせ、パフェ用のグラスを大量に発注。そこで、クリームソーダにも使おうとなったのが盛りつけを変えたきっかけという。小田代表は当初、スタッフ個々のセンスに任せていたが、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿された写真を参考に盛りつけを微調整。閲覧者が投稿を評価する「いいね」の数が多かった写真に寄せていき、昨年の夏前に現在の盛りつけに行き着いた。

 岡山店では30年6~8月に約200杯のクリームソーダが売れたが、昨年同時期の注文数はその5倍の約千杯に跳ね上がった。小田代表は「盛りつけを変えたら、知らず知らずのうちに売り上げが伸びていて驚いた。SNSのすごさを改めて実感した」と話す。

 奈良店でも、盛りつけを変えたクリームソーダはオープン以来提供しており、人気。もう一つの看板商品である「クレームブリュレの季節のパフェ」も、同様の手法で盛りつけを変え、若い女性客から好評を得ている。

 小田代表は、情報収集ツールとしてSNSの重要性を再認識したといい、「SNSを使うと、お客さんからどう見られているかが分かるし、求められているものも見えてくる」と述べた。

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March 07, 2020 at 01:30PM
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