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「防災・私の提言」 鹿児島を拠点に災害研究 鹿児島大・井村隆介准教授(MBC南日本放送) - yahoo.co.jp

MBC南日本放送

防災について専門家に聞くシリーズ「防災・私の提言」、2回目は地質学が専門の鹿児島大学・井村隆介准教授です。 (鹿児島大学 井村隆介准教授)「阪神・淡路大震災を経験したり、雲仙普賢岳の噴火で友だちを亡くしたりした。命が失われないように考えたい」 鹿児島大学の井村隆介准教授(56)。大阪生まれで、鹿児島大学理学部などを卒業後、20年以上にわたり、鹿児島を拠点に火山・地震・大雨災害を研究してきました。 (井村准教授)「自然災害のデパートみたいなところ。僕が今重要だと思っているのはハザードマップ」 井村准教授が見せてくれたのは、鹿児島市街地の浸水想定を示したハザードマップです。 (井村准教授)「天文館まで水浸しになるのは大げさと思われるかもしれないが、8・6水害を示した図は全部水浸しになっている。まさにそうなっているにも関わらず、大げさだって思う。それがまずい」 行政が提供するこうしたハザードマップや、大雨・噴火警戒レベルなどの情報。井村准教授は、情報の活用を呼びかける一方で、「全ての情報が万全ではない」とも話します。 (井村准教授)「警戒レベルが国から矢継ぎ早に出されているが、“あなた今逃げてください”という情報は、いくら科学が発達しても出せない。災害が昼か夜か、夏か冬かで避難の条件が違う。その時の避難情報とあわせて自分で判断・行動するのが大事」 さらに、井村准教授は、災害を想定する際、「過去の経験にとらわれない」ことも大切と話します。その実例となったのが、熊本県人吉市で市街地が最大4メートル以上浸水し、20人が犠牲になった7月の大雨です。 (井村准教授)「人吉市はこれまでにも水害がたくさんあった。昭和40年・30年代の倍くらいの浸水深だったが、これまでにも起きていた。自然現象は(経験の)“倍くらい”は平気で起きる。鹿児島では8・6水害の倍のレベルは想定内にしないといけない」 いつ起きるか分からない災害。井村准教授は、いざという時、命を守れる行動がとれるか、普段からイメージしてほしいと話します。 (井村准教授)「命を守るのは、災害が発生した“その時”だが、その時に避難するには、普段何もない時から考えないといけない。自分だけでなく、親であれば子ども、年とった両親がいる。そういう人がいると避難行動の時間も変わる。いろんなパターンを想像できるかが非常に大事」

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September 01, 2020 at 05:43PM
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