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【記者の目】育成ドラフト方針を大きく変えた巨人 - サンケイスポーツ

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 プロ野球の戦力外通告期間が2日に始まり、巨人は9年目の田原誠次投手(31)ら支配下選手4人と育成選手10人の計14人に通告を行った。また、ともに今季中に手術を受けた昨秋のドラフト1位・堀田賢慎投手(19)と2017年秋の同1位・鍬原(くわはら)拓也投手(24)が育成契約に切り替わることも判明。セ・リーグ2連覇した球界の盟主は今年を「発掘と育成の元年」と位置付けており、原巨人がさらにチームを活性化させる。

 巨人は育成面強化へ、育成ドラフトでの指名方針も大きく変化させた。大塚球団副代表が「3、4年後のドラフト1位を指名した」と話したように、岡本大翔内野手(米子東高)や笠島尚樹投手(敦賀気比高)ら、高校生の有望株を育成の上位で指名。育成の“支配下未満”というイメージを変える指名を行った。

 枠の制限もあってこれまでは指名を見送ってきたいわゆる「プロ予備軍」の育成を、大学や社会人に任せるのではなく、育成選手として獲得することでレベルの高い環境に身を置かせ、プロのノウハウのもとで数年後に1軍の主力に成長させたい考えだ。

 ただ、支配下指名と育成には待遇面で大きな隔たりがあり、たとえ将来を見込まれて育成指名を受けても、入団拒否される可能性もある。球団側には今後、明確なビジョンの説明や、育成からしっかりと主力に育て上げたという“実績”が求められそうだ。(巨人担当キャップ・伊藤昇)

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