トレンドも、新しいものも大好き。パンデミックで装うシーンが一変し、カジュアル志向にはなったけれど、それでも日々の服は自分の気分が下がらないものがいい。でも、ファッションにおいてもサステナビリティを意識して服をまといたい。そんなことを思いながら秋冬の衣替えを迎えて行き着いたのは、ありきたりなのですが、今一度の服各々への想いを見直してみるということでした。
1. デザイナーのブレない想いが詰まったものを大切にする。
例えば日本ブランドで言うと、コム デ ギャルソンやジュンヤ ワタナベ、サカイなど。シーズン性の高いアイテムが多く発売されていても、ブランドの変わらぬアイデンティティが必ず存在します。
このジュンヤのニットトップもそのひとつ。購入してから12~3年は経っているでしょうか。パールの連なりが首回りで二重に捻れた構造になっています。秋冬の衣替えで半年毎に再会するたびに、ジュンヤさんの服に対する想いの基本が詰まっているなと思うのです。そういうブレない服は、大切に着ていきたいし、これからも大切に買い足していきたいと思っています。
2. 本当に「ときめかない」のか? 角度を変えて「ときめき」を取り戻す。
Catwalk Photo: GoRunway.com
断捨離でクローゼットや心を軽くすることもいいけれど、不要かなと迷ったものを違った角度から見直して、着回すこともまたファッションの楽しさなのではないかと。
暫くの間、いわゆる全く“ときめかず”、ずっとクローゼットの奥底に眠っていたプラダのコートがあります。放置しすぎてシワがたくさんで私物の写真がうまく撮れず……汗。画像は、同シーズンの似たタイプになります(ちなみに私のコートはパテント素材で金ボタン)。2010年秋冬なので、今からちょうど10年前ですね。処分を考えていたのですが、ここ数シーズンのプラダのルックやre-editionの復刻アイテムを見ていたら、ファッションは巡るものだなと一気に纏うモードに。長い間眠らせていたためメンテが必要ですが、再び先発部隊に復帰する予定です。それにしてもこの10年前のスタイル、一ミリも古く感じない。さすがミウッチャ様です。
3. 古着選びのマイルールを作る。
サステナビリティという観点からも、若い子たちの間で今、古着やヴィンテージが再熱しているようですね。ただ私は年齢的に、闇雲に掘り出して似合う服に巡り合うというヒット率は低くなりました。そこで行き着いた私なりのルールが、「買わなきゃよかった」が過去にないスウェットに絞ること。カジュアルだけれどもボトムとアクセでおしゃれの幅が一気に広がるスウェットは、ハイブランドの新作よりも古着の方が断然ときめくものに出合えます(あくまで私の場合)。そしてもちろんお財布にも優しい。
先日まで開催していたVOGUE FASHION’S NIGHT IN。そのプロジェクトの一環で、「小泉進次郎環境大臣 x Generation Zが語り尽くす、地球の未来」というオンライントークイベントを行いました。将来を担う若い世代たちの環境問題に対する知見や真剣な思い、そしてそれを具体的な形で実行・行動していることに大変刺激を受けました。
そのトークの中で小泉大臣が言っていた印象的な言葉が、「消費・買い物は、投票のようなものである」。ファッションにおいても楽しみながら“選挙”に行きつつ、“自分で確信を持ったものに投票”したいですね。
#ChangeChallenge
Text: Maki Hashida
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November 23, 2020 at 03:00PM
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服選びや処分するか否かの基準。私の3か条とは。【VOGUEエディターの #ChangeChallenge】 - VOGUE JAPAN
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