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ヤンキースの田中将大、残留しても大減俸で1年契約? NY紙は辛辣 - livedoor

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敗戦投手でチームは崖っぷち 「シーズン終了後に大きな話題となる立場に」

■レイズ 8-4 ヤンキース(地区シリーズ・日本時間8日・サンディエゴ)

 ヤンキースの田中将大投手は7日(日本時間8日)、ア・リーグ地区シリーズ第3戦のレイズ戦に先発し、5回途中5失点で敗戦投手に。チームを敗退の崖っぷちに立たせた右腕に対し、辛口で知られる「ニューヨーク・ポスト」は「マサヒロ・タナカのヤンキースでのキャリアは考え得る最も残酷な形で終わったかもしれない」と辛辣な見出しで記事を掲載。FAを迎える来季の契約についても言及している。

 降雨の中で4回6失点と苦戦した9月30日(同10月1日)のインディアンスとのワイルドカードシリーズ第2戦に続き、ポストシーズンでは2戦連続で役目を果たせなかった田中。記事では「今回は酷い天気という言い訳もなく、これまでの名声を傷つけた」と指摘した。

 今季が7年契約の最終年。記事では、この日の乱調を引き合いに「皮肉にも自身をヤンキースのシーズン終了後に大きな話題となる立場にしてしまった」「なんという失敗だろう。なんという悲しい形で素晴らしいヤンキース選手のキャリアが終わってしまうのだろうか」などと退団含みの論調を並べた。

 一方で、ハップやパクストンもFAになることに触れ「ヤンキースがタナカを見限るべきではない」との意見も。「タナカはレギュラーシーズンに10先発48イニング、とても良いERA+120とした。新型コロナウイルスによる難しい状況だけでなく、サマーキャンプ初日の打球直撃による脳震盪にも対処した」と続けた。

 その上で、残留した場合の契約について言及。「現在の平均年俸2214万ドルから大幅減額した1年契約が理に適っているかもしれない。タナカはヤンキース残留を希望している。ヤンキースは新型コロナウイルスによる2020年の収入減、2021年の収入に対処することになる」と指摘した。8日(同9日)の第4戦で敗れることがあれば終戦を迎えるだけに「それは近いうちに大きな話題となるだろう。タナカの珍しい10月の不振により、それはかなりすぐのことになるかもしれない」とまとめた。

 これまで米メディアは、田中7年間を称えて残留が当然という論調だった。重要なポストシーズンでの投球により、手のひら返しをされた格好となった。(Full-Count編集部)

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